エムガルティとともに進める片頭痛治療

エムガルティは、片頭痛発作を予防するための新しいお薬です。片頭痛の原因の一つとされる「CGRP（カルシトニン遺伝子関連ペプチド）」という物質が脳内で増加し、血管に作用することで発作が起こると考えられています。エムガルティは、このCGRPの働きを抑えることで片頭痛発作を防ぐ効果が期待されています。
エムガルティの投与により、片頭痛が発生する日数を減らし、急性期治療薬（発作時に使用するお薬）の使用頻度を減少させることが可能です。また、頭痛が続く時間を短縮する効果も期待されており、片頭痛に悩む方の生活の質を向上させます。
日常生活をより快適にするための新しい選択肢として、エムガルティは大きな役割を果たします。

認知症診療

「フェルガード®100M」は、認知症の治療薬の効果を測定するために世界的に信頼されている認知機能検査「ADAS-cog」の日本語版「ADAS-Jcog」を用いて、軽度認知障害（MCI）の方々を対象とした臨床試験で有意差が確認されたサプリメントです。
この結果は、サプリメントとして世界初の成果として注目されています。
認知機能の改善や維持をサポートするフェルガード®100Mについて、さらに詳しい情報は専用のページをご覧ください。
健康維持の新たな選択肢として、ぜひご検討ください。

風邪

風邪は、ウイルスによる上気道感染症の総称で、鼻や喉の粘膜が炎症を起こします。主な症状は、くしゃみ、鼻水、鼻づまり、喉の痛み、咳、発熱、倦怠感などです。原因となるウイルスは200種類以上あり、一般的にライノウイルスが多いとされています。
感染は飛沫感染や接触感染を通じて広がります。予防には、手洗いやうがい、適切な湿度の維持が効果的です。治療は症状を和らげる対症療法が中心で、十分な休息と水分補給が重要です。通常は数日から1週間で自然に治りますが、症状が長引く場合や高熱が続く場合は、他の疾患が隠れている可能性があるため、気兼ねなく受診してください。
ただし、発熱等の症状がある場合は、あらかじめご連絡の上、ご来院いただく方がスムーズです。

インフルエンザ

インフルエンザは、インフルエンザウイルスが引き起こす感染症で、毎年冬季に流行します。主な症状は、突然の発熱、咳、のどの痛み、倦怠感、関節や筋肉の痛みなどです。特に高齢者や乳幼児、基礎疾患を持つ方では重症化するリスクが高く、肺炎や脳症などを引き起こす場合があります。感染は飛沫感染や接触感染によって広がるため、手洗いやマスクの着用が予防の基本です。
インフルエンザワクチンを接種することで重症化を防ぐ効果が期待されます。
当院でもインフルエンザワクチン接種が可能ですので、ご相談ください。また、症状が現れた場合は早めに受診し、抗ウイルス薬を適切に使用することが大切です。
感染拡大を防ぐため、学校や職場への出席はご相談ください。

新型コロナ

新型コロナウイルス感染症（COVID-19）は、SARS-CoV-2ウイルスによる感染症です。主な症状は、発熱、咳、倦怠感、喉の痛み、味覚・嗅覚の異常などで、重症化すると肺炎や呼吸困難を引き起こす場合があります。高齢者や基礎疾患を持つ方は重症化リスクが高いとされています。
感染は主に飛沫感染や接触感染、エアロゾルを通じて広がります。予防には、マスクの着用、手洗い、アルコール消毒、適切な換気が重要です。また、ワクチン接種は重症化や感染拡大のリスクを軽減します。症状がある場合は、外出を控え、当院に相談してください。感染拡大を防ぐため、日頃から感染対策を徹底し、密閉・密集・密接の「3密」を避ける行動を心がけ必ずワクチン接種をするように心がけてください。